房総ポーク


豚肉の生産が盛んな千葉県で生まれた、「房総ポーク」。
旨みはもちろん、甘みのある脂身が絶品なその肉質は、食べた人の心を虜にするほどの上質な味わいです。


緑と海が揃った土地で育つ房総ポーク

千葉県南部に位置する、周囲を海と緑に囲まれた房総半島。寒暖差が緩やかで比較的温暖な気候は豚の育成に適した環境です。房総ポークは、海沿いの穏やかな風が吹き込む風通しのよい豚舎の中、1農家あたり年間平均1,000頭ほどのゆとりのある規模で、ストレスなく育てています。


20年の努力が生んだブランド豚

房総ポークはJA全農ちばのグループ組合であった中小企業の生産者たちが声を掛け合い、2004年に開発が始動しました。当時、県外では稀少な価値のあるブランド豚が増えており、「千葉県ならではの価値を持った豚をつくり、お客さまに届けたい」という思いが生産者たちの中にありました。そうして、まず千葉県が開発した三元豚をルーツにし、肉質や発育性に重点をおき改良。20年間の努力の末、安定した品質のものをお届けできるところまでたどり着いたのです。


こだわりの飼料が美味しさにつながる

与える餌の質は豚の旨みに直結します。美味しい肉質にするためには豚の健康に良くて、尚且つ豚が好んで食べてくれるものでなくてはなりません。そうして専用の飼料も開発しました。いくつもの配合を変え試行錯誤の末たどり着いたのが「国産米」「海藻粉末」「ビタミンE」。豚に良い影響を与えてくれる飼料によって、くさみを軽減しより旨みが感じられる肉質に仕上げました。


房総ポークに向ける情熱と愛情

豚は気候の変化によって人間のように体調をくずしたり病気になることがあります。1頭ずつ体調に細かく気を配り、豚のことを知り尽くしたプロの目で判断し調整することで、豚にとってより良い環境づくりを心掛けています。カロリーの高い飼料を与え短期間で大きく育てることは、コストもかからず効率も良い生産方法ですが品質の良さにはつながりません。コストがかかっても、ひとりひとりが豚に対して情熱を持って大切に育てることで、お客さまに美味しいと思ってもらえる豚肉をお届けしています。

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