志布志湾の恵みが育む「いっちゃがぶり」

宮崎県志布志湾で育てられる「いっちゃがぶり」は、黒潮の恵みを受けた清らかな海で養殖される国産ぶりです。潮の流れが速く、常に新鮮な海水が入れ替わる環境はぶりにとって理想的な住処。ここでは浮沈式の生簀を使っており、海が荒れても生簀を海中に沈めることで魚への影響を最小限に抑え、健やかな成長につなげています。この自然条件と工夫の中で力強く泳ぐことで、身はしっかり引き締まり、脂ののった味わいを生み出します。さらに水揚げ後はすぐに活〆し、温度管理を徹底して工場へ運ぶため、新鮮そのままのおいしさを一年を通して楽しめます。


ダイバーによる健康チェックと環境に優しい工夫が支える確かな品質

このおいしさを支えているのは、生産者の丁寧な取り組みです。特徴的なのがダイバーによる健康チェック。生簀の中に潜り、ぶりの魚体や泳ぎ方を目で確かめ、異常があればすぐに回収して早期治療を行います。さらに、成長やサイズに合わせた飼料を与えることで食べ残しが少なく、海を汚しにくい環境に優しい養殖を実現。種苗も天然に頼らず人工でまかなうことで、資源を守り「この場所で長く続けられる養殖」に取り組んでいます。「おいしさ、鮮度、安全性」は当たり前。そのうえで環境や未来に配慮する姿勢が、「いっちゃがぶり」の誇りとなっています。


こんぶ茶で旨みを引き出す和風カルパッチョ

脂がのった「いっちゃがぶり」をよりおいしく味わうなら、和風カルパッチョがおすすめです。新鮮な切り身をこんぶ茶に軽く漬け込むことで、ぶりの甘みと旨みがぎゅっと引き締まり、上品な香りがふわりと立ちのぼります。こんぶのやわらかな塩気が魚の脂をほどよくまとめ、しっとりとなめらかな口あたりに。仕上げにお好みの野菜を盛り付ければ、風味と彩りがさらに際立ちます。ひと口食べると、とろける食感のあとから旨みがじんわり広がります。素材の持つ力をそのまま楽しめる「いっちゃがぶりの和風カルパッチョ」で、いつもの食卓に少し贅沢なひと時を添えてみませんか。


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