

口にした瞬間あふれだす甘みたっぷりの果汁と香り
3月にはおいしい柑橘が数多く出回りますが、中でも一番おすすめしたいのが、せとかです。この時期の柑橘は酸味が強めのものが多いのですが、せとかはとにかく甘みが抜群。さらに、じょうのうと呼ばれる内皮がとても薄く、口にした瞬間すっとなくなるので、とけていくような食感が味わえます。
栽培がむずかしくまだまだ数が少ない品種
せとかは大玉のため、雨や風に当たるとすぐ落果してしまいます。また皮が薄いので、雨や雪によって変色してしまうことも。そのため木に成ったまま収穫期を迎えられる実が少なく、出回る数も少ない柑橘です。でもその分、残った実にたっぷりと栄養が行き渡り、甘みがつまった実に育ちます。東急ストアでは、愛媛県産のなかでも糖度や大きさなど産地の基準をクリアしたせとかを厳選して仕入れています。今年は降雪の影響で収穫量が少なくなっています。味わうならぜひ、お早めに!
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春巻きの皮がピタッとくっつく方法を教えてもらっています。