いちまるきくよの「まいにち東急ストア!」


今月のTopic

今年もビッグイベントが目白押しの12月がやってきました。なにかと忙しくなる季節でもありますが、冬の食材が食べごろを迎えて食を楽しむことや、家族や友人と集まる機会が増えて楽しみが増える月でもあります。今回は日本の師走の行事と旬の食材を知り、12月をもっと楽しみましょう。


「師走」とは旧暦で12月を表す言葉です。昔は冬場にも先祖供養を行なっており、師(お坊さん)が東西に忙しく走り回ることとなり、「師がはせる(走る)」から「師走」になったといわれます。


二十四節気のひとつで1年で夜が最も長くなる日です。この日を境に運が上昇するとされ、「ん(運)」のつく食材をいただきます。また、無病息災を願い柚子湯につかります。


キリストの生誕をお祝いする神聖な日で、お正月のように家族と過ごします。


しめ飾り・門松・鏡餅・おせちなどを準備します。神聖な飾り物は29日と31日を避けて飾ります。


正月に迎え入れる年神様をまつるための準備の日です。年越しそばを食べて厄を断ち切り、新年を迎えます。


寒さに負けないように育った、12月に旬を迎える食材をご紹介!その土地ならではの食べ方で、是非ご堪能ください。


フードコーディネーター監修レシピ



 

 

かにの韓国風鍋

最後の一滴まで美味しい!

たくさんの具材を美しく盛りつけるコツを教えてもらっています。

キムチ鍋のもとをアレンジして、本場韓国風に仕上げます。かにの濃厚な旨みを存分に味わえる一品です。

◆ ずわいがにスライス 1パック
◆ あさり 1パック
◆ はくさい 1/4株
◆ ズッキーニ 1/2本
◆ 長ねぎ 2本
◆ 春菊 1/2束
◆ ぶなしめじ 50g
◆ 豆腐 300g

A
◆ キムチ鍋のもと 1パック
◆ コチュジャン 大さじ2

1.あさりは塩水に入れて砂抜きしておき、流水でこすり合わせてよく洗う。はくさいはざく切りにする。ズッキーニは1cmほどの輪切りにし、長ねぎは斜めに切る。春菊は5cmほどに切る。ぶなしめじは石づきを取ってほぐし、豆腐は水切りして食べやすい大きさに切る。あさりはこすり合わせて洗うことで表面の汚れを取ることができます。

2.Aを合わせておく。

3.鍋にはくさい・長ねぎ・ぶなしめじ・豆腐・ズッキーニ・あさり・かにの順に入れる。鍋はだからを注いで煮込む。あさりが開いて具材に火が通ったら春菊を加えてさっと煮る。春菊はすぐに火が通るので最後に加えます。




 

 

トマトのイタリアンすき焼き鍋

爽やかな味わいで飽き知らず

牛肉がほどよいやわらかさになる方法を教えてもらっています。

トマトと香味野菜の香りがすき焼き鍋を一気にイタリアンに仕上げます。チーズを加えるとコクが更にアップ!

◆ 牛うす切り肉 300g
◆ 玉ねぎ 1/2個
◆ マッシュルーム 40g
◆ トマト 1個
◆ バジル 20g
◆ にんにく 1片
◆ たかのつめ(輪切り) 1個分
◆ オリーブオイル 大さじ1
◆ 黒こしょう 適量

A
◆ 酒 1/2カップ
◆ みりん 1/2カップ
◆ しょうゆ 1/2カップ
◆ はちみつ 小さじ1

1.玉ねぎは1cm幅に切る。トマトは8等分にくし切りにする。マッシュルームは半分に切る。にんにくはつぶす。

2.Aを合わせる。

3.鍋にオリーブオイル・にんにく・たかのつめを入れ弱火で香りをたたせる。玉ねぎを加えて火が通るまで炒める。

4.玉ねぎを端にまとめ、牛肉を2・3枚さっと炒める。牛肉も端にまとめる。トマト・マッシュルームを加えてを入れる。トマトが少しくずれるまで強火で煮る。赤身を残して炒めると、煮たときに固くなりすぎるのを防ぎます。

5.バジルをちぎって入れて黒こしょうをかける。バジルを手でちぎることで、風味がひきたちます。




 

 

豚肉のお花畑鍋

野菜とお肉の甘みが絶品

お花を作る上手な巻き方を教えてもらっています。

お花を敷き詰めたような、見た目まで楽しめる鍋です。蓋を開けるとゆずの香りがふわっと広がります。

◆ 豚しゃぶしゃぶ用(バラ肉) 250g
◆ はくさい 1/4株
◆ えのき茸 50g
◆ だいこん 300g
◆ にんじん 1本
◆ 長ねぎ 1本
◆ 春菊 1/2束
◆ ゆず 1/2個
◆ 鍋つゆ(塩) 1パック

1.はくさい・長ねぎは5cm幅に切る。だいこん・にんじんはピーラーで薄くスライスする。春菊は茎と葉を分ける。茎は5cmに切る。えのき茸は石づきを取っておく。ゆずは皮を少しそぎ、細かく切っておく。

2.豚肉を広げ、だいこん・長ねぎ・にんじんを2~3種類ほど置いてくるくる巻いていく。豚肉を使い切るまで繰り返す。豚肉と一緒にランダムに野菜を巻くことで色々なお花ができます。

3.鍋にはくさいと春菊の茎を敷き詰める。その上にを並べる。隙間に春菊の葉・えのき茸を差し込む。鍋つゆを鍋はだから注ぐ。ゆずの皮を散らす。はくさいを敷き詰めることで他の具材が安定します。

4.蓋をして加熱する。途中でゆずの果汁を加えると、さわやかな味わいになります。


バイヤーの美味しい物語 FOOD’s Story

 

選別による品質の安定

一般的なねぎより圧倒的に甘みが強く、巻きが多めのしっかりとした太さが特長の深谷ねぎ。利根川流域の栄養豊富な土壌で露地栽培するため、天候に左右されやすく苦労が多い分手間暇をかけて大事に育てられています。今年は全国的に寒くなる時期が遅く、流通しているねぎは細いものが多い状態でしたが、深谷ねぎは太くなるまで畑におき、糖度と太さを測定していいものだけを厳選しています。


冬の料理に大活躍

この時期定番のすき焼きはもちろん薬味にしてもねぎのしっかりした香りが楽しめます。地元の方は根菜やきのこと一緒にしょうゆ味で煮込む「煮ぼうとう」で楽しむそうです。どんな料理にも合わせられるねぎは出来れば長く鮮度を保ちたいところ。東急ストアでは鮮度保持袋に入れて販売をしているため、ねぎを少し水にぬらしてこの袋に入れておくだけで鮮度が長持ちします。

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長ねぎを均等の長さにそろえる方法を教えてもらっています。


 

北海道の数の子は食感がちがう?!

子孫繁栄の縁起物としておせちに欠かせない数の子。多く出回っているのは輸入品ですが、この年末にぜひ召し上がっていただきたいのは北海道産です。北海道など太平洋に生息するニシンは海藻に卵を産み付けるため、卵が波に流されないよう粘度が強いのです。この粘度があるからこそ、独特の心地よい歯ごたえがうまれます。


刺し網でとったニシンの卵を選別

この数の子は、魚の通り道に網を仕掛け、その網に絡めて魚を獲る漁法(刺し網漁)でとったニシンの卵。この漁は漁師が一匹ずつ丁寧に網から外し、鮮度を保ったまま加工場に運ぶことができます。処理が終わった後は、大きさ、色、形などで選別し塩入れをして、美味しい塩数の子になります。塩抜き後、現地の方にならってぜひわさび醤油で味わってみてください。ポリポリ食感とともに、数の子本来の旨みが口いっぱいに広がります。

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きれいに盛り付ける方法を教えてもらっています。


 

独特の細さがうむシャキシャキ感

師走に食べたい鍋で一番に頭に浮かぶのはすき焼き!ご家庭によって入れる具材も様々だと思いますが、その仲間にぜひ加えていただきたいのが「人形町今半 すき焼しらたき」です。一般的なしらたきとの違いは、その細さ。群馬県産の良質なこんにゃく粉を100%使用しているため、細いながらもしっかりとした弾力があります。


牛肉や野菜の旨みがしっかりしみる

一本一本が細いので、味しみも抜群!煮るほどに肉や野菜からでる旨みがしみこみ、美味しさがどんどん増してきます。おうちですき焼きを楽しむときはぜひこの「人形町今半 すき焼しらたき」と、今半の「すき焼わりした」を揃えて、お店に行った気分を満喫してください。

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オムレツを上手に返す方法を教えてもらっています。


 

東急ストアの焼鳥は鶏肉もタレも特別!

おかずやおつまみの定番といえば焼鳥。実はかなりこだわっています。鶏肉は、旨みとジューシーさに優れた九州産に限定!美味しさの決め手であるタレは、材料選びから配合まで試行錯誤を重ねて仕上げた当社だけのオリジナル。大豆を贅沢に使った旨みが強い「たまり醤油」と香りのよい「濃口醤油」をバランスよく合せ、唯一無二のコクを生み出しました。


一本一本丁寧にタレを二度ぬりして旨みアップ

オリジナルのタレは、焼く前と焼いた後に一本一本ハケでぬっています。手間はかかりますが、こうすることで鶏肉にタレがしっかりしみこんで味の深みがグッと増します。今回はとくによく売れている皮・ねぎま・もも・レバー・つくねの5種類を盛合せました。週末は10本入りも販売しますので、師走の集まりやおつまみにぜひこの焼鳥をお楽しみください!


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