いちまるきくよの「まいにち東急ストア!」


今月のTopic

以前は、スパイスといえばこしょうやナツメグなどが主流でしたが、今は色々な種類が手軽に手に入り、おうちでもお店のような深みと香りのよいスパイシーな料理に挑戦できるようになりました。でも、スパイスの使い方って何だか難しく感じますよね。私たちのカラダにとって良い作用をもたらしてくれるスパイスについて学びましょう。



ほとんどのスパイスがもつ「香り」。食欲をそそるような香り・甘さを感じる香り・素材のくさみをおさえる香りなど色々な用途があります。
・シナモン ・バニラ ・ガーリック(にんにく)

近年アジアンブームやエスニックブームで人気が高まっている「辛味」。辛味は後からじんわり辛さがくる熱に強いスパイスと鼻の奥をツンッとさせる熱に弱いスパイスがあります。
・チリペッパー(唐辛子) ・花椒 ・わさび

食欲をそそる黄色や赤色の鮮やかな色のスパイスは、約10種類ほどあります。特にターメリックはカレーに使用されているためもっとも身近なスパイスです。またクチナシは、正月などによく食べられる栗きんとんの鮮やかな黄色の色付けに使用されます。
・ターメリック ・パプリカ ・サフラン ・クチナシ


乾燥させずに、そのままの果実や種子などを使用。玉ねぎやにんにく、生姜、わさび、コリアンダー(パクチー)などがあります。

ホール

種子や果実などの原型をとどめた状態で乾燥させたもの。香りがしっかりと残っていて、長期保存が可能。

粗挽き

ホールを粗めに挽いたもので香りが強く、下ごしらえや調理中に使用。

パウダー

ホールを細かくパウダー状にしたもの、香り立ちがよく、料理の仕上げなどに使用。

ミックス

数種類のスパイスをブレンドしたもの。引き立て合うものを合わせることで相乗効果が生まれ、スパイスの扱いに慣れていなくても調理で簡単に使用できる。


●ペッパー(こしょう)

こしょうの木から実を収穫。収穫時期と加工の違いで、4種類(ブラック、ホワイト、グリーン、ピンク)あり、用途によって使い分けができます。

●チリパウダー(唐辛子)

唐辛子やカイエンパウダーとも呼ばれ、辛味を付けたいときに使用します。辛味が後から来るスパイスで、ハバネロのような粘膜がヒリヒリとするものやパプリカのような甘味と辛さを感じるものがあります。

●マスタード

主にアブラナ科に属する3種の種子がマスタードシードとして使用され、それぞれブラック・マスタード、ブラウン・マスタード、ホワイト(イエロー)・マスタードと呼ばれています。色の違いとともに辛みや特徴にも違いがあり、料理によって使い分けられます。独特のツンとした辛味や酸味が感じられます。

●わさび

日本でよく知られているわさびと西洋わさび(ホースラディッシュ)の2種類。日本のわさびは、上品な青さのなかに甘みのある香りを持ち、西洋わさびは大根に似た香りで、どちらもツンとした辛味をもっているので生で食べるのがおすすめ。

●五香粉

花椒(ホアジャオ)、山椒、クローブ、シナモン、スターアニス、フェンネル、ちんぴなど5種類以上を混ぜた中国の代表的なスパイス。ひとつまみ入れれば本格中華の味に!

●カレー粉

クミン、ターメリック、コリアンダー、カルダモン、カイエンペッパーを混ぜ合わせたスパイス。食欲をそそる香りがします。辛味を足したい場合は、チリパウダー(唐辛子)やブラックペッパーなどを足してお好みの辛さに調整できます。


●クミン

カレーの香りの素で、エキゾチックな香りが食欲をそそります。油とクミンを炒めるだけでも香りが立つため初心者でも使いやすいスパイスです。

●コリアンダー

日本ではパクチーとして知られていて、スパイスとして使用する場合はコリアンダーと呼ばれます。アジア料理には欠かせないスパイスでさわやかな柑橘系のスパイシーさを感じる独特の香りです。インドカレーや炒め物のアクセントとして使用されます。

●ナツメグ

肉のくさみをおさえるため、ハンバーグなどのひき肉料理との相性が抜群!乳製品との相性も良く、乳製品の香りを活かしながら味を引き締めてくれるのでホワイトシチューなどのクリーム系の料理にも使用されます。初心者の方にも使いやすいスパイスです。

●カルダモン

深みのある上品な香りで、スパイスの女王とも呼ばれています。カレーやマサラチャイを作る時に使用され、アクセントの風味づけとしてコーヒーや紅茶にも。

●ターメリック(ウコン)

カレーの色といえば、ターメリックで知られているスパイス。色素成分の「クルクミン」は油溶性のため、油との相性が良く、炒め物などに入れると旨みと香りがプラスされます。

●クローブ(丁子、丁香)

強くて甘い香りを持ち少量の使用でOK。噛むとしびれるような刺激と辛味があります。火にかけたり、他のスパイスと一緒に使用することで辛味がマイルドになります。肉のくさみ消しにオススメです。


夏は暑さで食欲が落ちたり、胃腸の調子を崩したり、冷房などで何かと体の不調を感じやすい季節ですよね。スパイスはたくさん摂ると逆効果になってしまう物もありますので、いつもの料理にアクセント程度に加えて、元気に夏を乗り切りましょう!




フードコーディネーター×管理栄養士監修レシピ



 

ササミとクリームチーズの生春巻き

生春巻きを上手に巻く方法を教えてもらっています。

体内で燃焼されやすい中鎖脂肪酸などを含むクリームチーズを使って、コクのある味わいに。

◆ とりササミ 4本
◆ クリームチーズ 60g
◆ パプリカパウダー 小さじ1/2
◆ きゅうり 2本
◆ レタス 4枚
◆ 大葉 4枚
◆ ライスペーパー 4枚
◆ スイートチリソース 大さじ2

1.とりササミは蒸して常温に冷ます。

2.レタスは1cm幅に切り、きゅうりは千切りにする。クリームチーズを棒状に切る。大葉はたて半分に切る。

3.ササミを手でほぐしスジを取り、パプリカパウダーをまぶす。

4.大きめのボウルに水を入れ、ライスペーパーを1枚ずつくぐらせる。まな板にライスペーパーをのせる。真ん中より手前にレタス・きゅうり・・クリームチーズ・大葉の順にのせる。手前からライスペーパーの端をかぶせて左右を内側に折って、きつめに巻きこむ。ライスペーパーが乾く前にすばやく巻きます。具材を少なめにすると、巻きやすくなります。

5.生春巻き(1人分2本)を4等分に切り器に盛る。別皿に盛ったスイートチリソースを添える。




 

とうもろこしとひき肉のスパイス炒め

とうもろこしの実が気持ち良く外れる方法を教えてもらっています。

たんぱく質の代謝を助けるビタミンB6が豊富なにんにくを使った、食欲そそる一品です!

◆ とうもろこし 1本
◆ とりひき肉 200g
◆ 玉ねぎ 1/2個
◆ ピーマン 1個
◆ にんにく 1片
◆ しょうが 1片
◆ サラダ油 大さじ2
◆ チリパウダー 小さじ1
◆ 塩 小さじ1/2

1.しょうが・にんにく・玉ねぎ・ピーマンは全てみじん切りにする。とうもろこしは包丁で実をそぎ落とす。

2.フライパンに油を入れ、しょうが・にんにく・玉ねぎを炒める。香りが出てきたらひき肉を加えそぼろ状になるまで炒める。ひき肉に火が入ったらピーマンも加えさっと炒める。

3.とうもろこしを加え1分ほど(とうもろこしの色が濃い黄色になるくらい)炒め、塩・チリパウダーを加え味を調える。後からとうもろこしを加えることで生のフレッシュさとプチプチの食感が楽しめます。

4.器に盛る。




 

夏野菜たっぷりたこ入りサルサタコス

食べやすいトルティーヤの巻き方を教えてもらっています。

カラダの酸化を和らげるリコピンなどがたっぷりなトマトを使い、食欲のない時にもオススメなさっぱりメニュー。

◆ 真たこ(生食用) 80g
◆ トマト 1個(80g)
◆ 赤玉ねぎ 1/4個
◆ ピーマン 1個
◆ パクチー 1束
◆ 塩 小さじ 1/4
◆ こしょう 適量
◆ レモン汁 大さじ1
◆ チリペッパーソース 適量
◆ フラワートルティーヤ 4枚
◆ パクチー(飾り用)適量

1.フラワートルティーヤを半分に切る。ラップをしておくとトルティーヤが乾きません。

2.トマトは横半分に切り種をとり粗みじんにする。ピーマンは種をとりみじん切りにする。赤玉ねぎとパクチーはみじん切りにし、たこは小さめのぶつ切りにし、すべての野菜とたこをボウルに入れる。

3.に塩を加え、全体的に混ぜたら5分ほどおく。水気を捨てる。水分を出して一度捨てることで、ソースが水っぽくならずに味が染み込みやすくなります。

4.にレモン汁・チリペッパーソース・こしょうを加え味を調える。

5.器にを盛り、フラワートルティーヤを添えてパクチーを飾る。添えたフラワートルティーヤで包む。食べる直前にフラワートルティーヤをフライパンで両面軽く温めると、小麦の香りが立ち、ふわっとやわらかくなるので、更に美味しく召し上がれます。


バイヤーの美味しい物語 FOOD’s Story

 

一番旬の産地の一番おいしい品種から

ももの季節になりました。今年も東急ストアでは人気の「甘さたっぷりもも」をご用意しています。「甘さたっぷりもも」は光センサーで糖度12度以上のみを選別。シーズンを通しておいしいももをお届けするため、時期ごとに一番おいしい産地と品種を選んでいます。7月は主に山梨県産の日川白鳳やあかつきをご用意。8月以降は福島、長野などの産地からお届けする予定です。


甘いももを実らせるため生産者がひと手間加えて栽培

ももが甘く育つには、昼と夜の寒暖差が大きいなどの土地柄も大事な条件のひとつですが、なにより生産者の方々が手間を惜しまず育てるからこそ、おいしいももが実ります。例えば、ひと玉ひと玉に袋を掛けたり、光を反射させるシートを敷いたり、生産者それぞれの技と工夫で、糖度12度以上の「甘さたっぷりもも」を栽培しています。抜群に甘いももは、冷蔵庫で1時間ほど冷やして、そのまま味わうのがおすすめです。

レシピ動画はこちら
ももの上手な種の取り方を教えてもらっています。


 

静岡県産、おいしい理由は専門店のような割きと焼き

暑い夏、栄養満点のうなぎが食べたくなる季節です。東急ストアでも色々なうなぎをご用意していますが、一番人気は静岡県産うなぎ。生産者の静岡うなぎ漁協とは30年以上のお付き合いになります。静岡県産うなぎの魅力は、なんといっても美味しさ。主に県内で採取された稚魚を漁協で育て、専門店と同じように職人が割き、焼き上げます。活きたまま割くので新鮮、焼き上がりを見極めながら、赤外線バーナーで皮はパリパリ、身はふっくらと焼き上げています。


蒸しをきかせた関東風の蒲焼きと白焼き、ふたつの味

静岡県産のうなぎでは、タレを塗って焼き上げた蒲焼きと、タレをつけない白焼きをご用意しています。蒲焼きでは醤油・砂糖・みりんだけの秘伝ダレを使い、うなぎの旨みを引き出しながら焼き上げました。うなぎ本来のおいしさを味わいたい方は、白焼きがおすすめ。ふわっと柔らかく、わさび醤油、にんにく醤油、塩などお好みの食べ方でお楽しみいただけます。この夏はぜひ、色々なうなぎの味を満喫してください。

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身が崩れにくい切り方うなぎのおいしい温め方を教えてもらっています。


 

とってもさわやかな味と香り
ストレートのすいか果汁

夏の暑い日に食べたくなるすいかのあの味を、手軽に味わえるストレート果汁です。使っているのは、南国タイのすいか。日本のすいかよりも甘みが強く、すいかそのものの味をお楽しみいただけます。アクセントにレモン果汁を少し加えただけの、着色料、香料無添加。たっぷり味わえる大容量タイプもご用意しています。


ウォーターメロンジュースは、CHABAAの数あるフルーツジュースの中でも一番人気。よく冷やしてすいかの味をそのまま楽しむのはもちろん、ウォーターメロンジュース100mlに対して無糖炭酸水30mlで割ってすいかソーダにするのもおすすめ。タイ料理のようなスパイシーなアジアンフードとも相性抜群です。ぜひお好みの楽しみ方でどうぞ。

レシピ動画はこちら
なめらかな食感に仕上げる方法を教えてもらっています。


 

鉄板で焼き上げた二層仕立てのハンバーグ

人気のハンバーグ弁当が、夏にぴったりのおいしさにリニューアルしました。ハンバーグは、コクと甘みが楽しめる豚肉・牛肉の合挽きを使用。旨みを閉じ込める二層仕立てに仕上げ、鉄板で焼き上げているので、お箸をいれると肉汁がじゅわっと溢れます。食欲そそられること間違いなし、ごはんもすすむおいしさです。


さっぱりと味わえるオニオンソースで

ハンバーグソースは、北海道産玉ねぎ入りのオニオンソースを使っています。玉ねぎで甘みを出し、さらに食感を楽しめるよう、ざく切り玉ねぎも加えました。醤油ベースなので、甘みがありつつさっぱり。暑い日でも食べやすく、ハンバーグのジューシーな旨みと相性抜群です。今だけ季節限定販売のハンバーグ弁当をお楽しみください!


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