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いちまるきくよの「まいにち東急ストア!」


今月のTopic

3月を迎え、いよいよ春本番。4月に向けた新生活の準備などなにかと忙しい時期ですよね。そんなときについつい見落としがちなのが冷蔵庫の中身!野菜を傷ませてしまったり、賞味期限が切れてしまったりなど使い切れないものでいっぱいになっていませんか?せっかく購入した食材を無駄にすることなくきれいに使い切りたいですよね。そこで、4月から新たな気持ちで生活を始めるために、冷蔵庫の中身を見直し&使い切る工夫を一緒に学んでいきましょう!


まずは冷蔵庫の中身を確認していきましょう。冷蔵室、ドアポケットなど収納スペースに結構ものが入っていますよね。そういう食材を全部外に出して、賞味期限が切れているものを処分しましょう。そして、次の3つに気を付けて収納していきます。

見えない場所にスペースがあるからとものを置きがちになってしまい、その結果使い切れないということにつながってしまいます。

チューブ型調味料や常備菜など種類別にまとめて保存しましょう。

通気性が良いメッシュ素材の透明ケースを使うと、どの角度からも見えやすくおすすめです。


スーパーにいくと、特売商品や新商品、スイーツなど食べたいものがたくさんあって、ついつい買いすぎてしまいますよね。しかし、使い切れない量を購入してしまうのはフードロスにもつながります。そこで、買い物に行く前に献立&冷蔵庫の中身をチェックしましょう。そうすることで、使わない食材や調味料の重複購入を避けることができます。また、きゃべつなどの場所をとる野菜は、使いやすい大きさにカットして保存袋に入れて2~3日で使い切るよう心掛けましょう。


柚子胡椒、豆板醤、わさびなど1度は使ったけどその後は使い切れない・・・そんな調味料の手軽なアレンジをご紹介します。

塩気も強いので、下味に使ったり、ポテトサラダに加えてもいいアクセントに。

いつもの唐揚げの下味に柚子胡椒を足して漬け込むだけ。ひと味違うおいしい唐揚げに。
例)酒大さじ1、しょうゆ大さじ1、しょうが小さじ1、柚子胡椒小さじ1

ポテトサラダに加える。
※塩味が強い調味料なので、ポテトサラダ自体の塩加減で調整しましょう。

豆板醤は豆から作る調味料。豆腐や味噌との相性抜群!旨味を引き出すコツとして油で熱してからいろいろな食材を炒めるといっそう風味が増します。

味噌ラーメンにちょい足し!インスタントのスープに足すといつもと違うアレンジに。

ピリ辛のナムルのたれにおすすめ!きゅうりともやしでとっても簡単。
例)ごま油大さじ1、しょうゆ大さじ1、豆板醤小さじ1/2、すりおろしにんにく小さじ1/2、いりごま大さじ1

お刺身だけではなくいろいろなアレンジができるわさび。ディップソースやドレッシングにも大活躍です。

わさびクリームディップにして、野菜スティックのお供に!
例)クリームチーズ100g、わさび小さじ1程度

ほうれん草や春菊など葉物野菜をゆでた後にソースを和えるだけ。かまぼこなどちょい足ししても簡単な副菜に。
例)めんつゆ大さじ1、マヨネーズ大さじ1、わさび小さじ1



Topic内でもご紹介しましたが、縦置き収納がおすすめです。また、収納には紙袋を使用するとプラスチック製と違って、野菜や果物を傷つけにくく、汚れても交換するだけなのでとっても便利です。上段に引き出しがついているタイプの場合は、使いかけの野菜、小さい野菜、また柔らかい野菜を収納します。下段は根菜や葉物を立てて収納します。買ってきたものはつい上から重ねて収納してしまいがちですが、野菜室は重ねない、詰め込まないことが基本です。


フードコーディネーター監修レシピ

中心葉と冷蔵庫にあまりがちなナンプラーをつかって

桜エビときゃべつのミルクリゾット

切りやすいみじん切りの方法を教えてもらっています。

牛乳や粉チーズを使ったやさしい味わい。ナンプラーもアクセントに!

◆ きゃべつ 120g
◆ 桜エビ 20g
◆ 玉ねぎ 1/4個(約50g)
◆ にんにく 1片
◆ 塩 少々
◆ ご飯 300g
◆ 牛乳 200㎖
◆ 水 200㎖
◆ コンソメ 小さじ1
◆ オリーブオイル 大さじ1
◆ 黒こしょう 少々
◆ ナンプラー 小さじ1
◆ 粉チーズ 小さじ2
◆ イタリアンパセリ 適量


1.きゃべつを粗みじん切りにする。玉ねぎ・にんにくはみじん切りにする。

2.フライパンを火にかけ、オリーブオイル・玉ねぎ・にんにくを入れ玉ねぎが透き通るまで炒める。きゃべつ・桜エビを加えきゃべつがしんなりするまで更に炒める。

3.に水・牛乳を加え一煮立ちしたら、水で洗って水気を切ったご飯・コンソメを加えかき混ぜながら鍋底が見えるまで煮詰める。

4.弱火にして塩・黒こしょう・ナンプラーで味を調える。

5.を器に盛り、粉チーズをかけイタリアンパセリを飾る。


内葉と冷蔵庫にあまりがちなオイスターソースをつかって

きゃべつをまとった焼売

フライパンでできる簡単な蒸し方を教えてもらっています。

きゃべつで包んでさっぱり味!とり肉と豆腐で作るたねはたんぱく質豊富でヘルシーです。

【12個分】
◆ とりひき肉(モモ肉) 200g
◆ 塩 小さじ1/4
◆ 玉ねぎ 1/4個(約50g)
◆ 木綿豆腐 100g
◆ きゃべつ 400g
◆ 塩 小さじ1
◆ 片栗粉 大さじ2
◆ 水 150㎖
◆ 黒こしょう 適量
◆ ポン酢 大さじ4
◆ 練からし お好みで

A
◆ しょうゆ 小さじ1
◆ オイスターソース 小さじ1
◆ 砂糖 小さじ1
◆ 酒 小さじ1
◆ しょうが 小さじ1
◆ ごま油 小さじ1


1.きゃべつは千切りにし塩(小さじ1)を揉みこみ5分ほど置く。玉ねぎはみじん切りにする。豆腐はペーパーに包み水気を切る。

2.ひき肉に塩(小さじ1/4)を加え粘りが出るまでよく混ぜる。粘りが出てきたら調味料 A ・玉ねぎ・黒こしょう・豆腐を全て加えさらに混ぜる。

3.きゃべつの水気をしっかりと切り、片栗粉を加えさっくりと混ぜる。ラップにきゃべつをのせ、の肉だねを乗せ丸くまとめる。12個作る。

4.フライパンにクッキングシートを敷きを乗せる。水をクッキングシートの下に流し入れる。蓋をして中火で8分ほど蒸す。

5.を器に盛る。ポン酢・練からしを添える。


外葉と冷蔵庫にあまりがちなわさびをつかって

きゃべつとしらすのわさび風味パスタ

わさびの風味を消さない方法を教えてもらっています。

旬のしらすやきゃべつの美味しさをわさびが引き立てる一品です。

◆ きゃべつ 200g
◆ わさび 小さじ2
◆ しょうゆ 大さじ1
◆ しらす 50g
◆ オリーブオイル 大さじ2
◆ パスタ 200g
◆ 塩(1%塩分) 20g
◆ 水 2ℓ
◆ 茹で汁 約100㎖


1.鍋に水と塩を入れ沸騰させパスタを入れる。(表記通りの分数で茹でる。)

2.きゃべつを繊維に沿って大きめの一口大に切る。しょうゆとわさびを合わせておく。パスタが茹で上がる1分前にきゃべつも加え一緒に茹でる。茹で上がったらざるにあげる。

3.フライパンを中火にかけ、オリーブオイルを入れる。オイルが温まったらしらす・を加えざっくりと混ぜる。茹で汁を回し入れ混ぜる。わさび醤油を鍋はだに回しかけ火を止める。

4.を器に盛る。


バイヤーの美味しい物語 FOOD’s Story

 

口にした瞬間あふれだす甘みたっぷりの果汁と香り

3月にはおいしい柑橘が数多く出回りますが、中でも一番おすすめしたいのが、せとかです。この時期の柑橘は酸味が強めのものが多いのですが、せとかはとにかく甘みが抜群。さらに、じょうのうと呼ばれる内皮がとても薄く、口にした瞬間すっとなくなるので、とけていくような食感が味わえます。


栽培がむずかしくまだまだ数が少ない品種

せとかは大玉のため、雨や風に当たるとすぐ落果してしまいます。また皮が薄いので、雨や雪によって変色してしまうことも。そのため木に成ったまま収穫期を迎えられる実が少なく、出回る数も少ない柑橘です。でもその分、残った実にたっぷりと栄養が行き渡り、甘みがつまった実に育ちます。東急ストアでは、愛媛県産のなかでも糖度や大きさなど産地の基準をクリアしたせとかを厳選して仕入れています。今年は降雪の影響で収穫量が少なくなっています。味わうならぜひ、お早めに!

レシピ動画はこちら
春巻きの皮がピタッとくっつく方法を教えてもらっています。


 

日本の春を代表する魚さわらを味わおう!

「魚」に「春」と書いて、「鰆」。産卵のため日本近海にやってくる春に多く食べられたことから、春の季語として歳時記にも掲載される、伝統的な春告魚です。以前はおもに関西の魚とされていましたが、今は日本全国で漁獲され、関東でもおなじみの魚となっています。この時期のさわらは脂のりがほどよく、さっぱりとした味わいなので、みそ焼きや照り焼きなど濃い味付けの料理にぴったり。唐揚げなど揚げ物にもおすすめです。


おいしさにこだわって獲れたてを生のまま仕入れ

東急ストアでは、漁獲後一度も冷凍しない生の国産さわらをご用意しています。冷凍すれば保存はききますが、解凍時に旨みが出てしまい、どうしても味が落ちてしまうからです。そのため、水揚げ後すぐ目やエラの色で鮮度をチェック、太っているかどうかも確認し、納得したさわらのみを丸魚で仕入れ、切身にカットして売場に並べます。鮮度のいいさわらからは白子もとれるので、運がよければ白子が売場に並ぶことも。ぜひお店でチェックしてみてください!

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味噌が焦げない焼き方を教えてもらっています。


 

全国を探してみつけた「これだ!」と思える一品

東急ストアでは、ここしばらく新しい名産漬物を仕入れておらず、なにか新しいものをお届けしたいと長らく探していました。全国各地のお漬物をいろいろ試す中、味わった瞬間に惚れ込み、「この味をぜひ、多くの方におすすめしたい!」と思ったのが、埼玉県の創作漬物屋、河村屋のお漬物です。なかでも「大福神漬」は、見た目のおもしろさだけでなく、じっくり丁寧に作られた、確かな美味しさに感動。仕入れを決めました。


野菜本来の持ち味を大事にしたから、この大きさ

河村屋は「野菜を食べてもらおう」という考えのもとお漬物を作っています。大福神漬に使っているのは、すべて国産の大根・茄子・胡瓜・しその葉・蓮根。それぞれの形を残しているので食べ応えがあり、野菜の持ち味が楽しめます。野菜を漬け込むたれは、河村屋が独自に開発し、熟成させた醤油だれ。大根は専用の白首大根を二年半かけて仕込んでいます。素材にも製法にもこだわったからこその、この味。まずはぜひ白飯と一緒に、そのままの味をお楽しみください。

レシピ動画はこちら
じゃがいもの簡単な茹で方を教えてもらっています。


 

東急ストア限定商品の「だしソース」と「旨辛たれ」から

昨年11月、久原醤油の「あごだしつゆ」で作ったオリジナル「あごだしつゆ煎」がおかげさまで大好評!さらに新しい味をお楽しみいただきたく、このたび第2弾を作りました。使ったのは、久原醤油と一緒に作った東急ストアのオリジナル「だしソース」と「旨辛たれ」です。2つのソースの味を引き立たせつつ、せんべいの香りと食感も楽しめるよう、職人さんと一緒に熟考をしながら何度も焼き直し試作を重ね、半年かけて自信作が完成しました。


おいしさの決め手は備長炭で手焼き

せんべい作りに一緒に取り組んでいただいたのは、昔ながらの堅焼きせんべいを手掛ける安藤製菓です。安藤製菓は、職人が炭火で焼くせんべい屋さん。今回も備長炭を使って一枚一枚手焼きしています。そのため焦げ目や焼きむらなど一枚一枚ちがっていますが、それが深い味を生み出しています。お米も、せんべいに合う堅めのコシヒカリを契約農家から直接仕入れ。堅焼きなのでかみ応えがあり、かむほどにお米の甘みや香りが楽しめます。


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