いちまるきくよの「まいにち東急ストア!」


今月のTopic

進学や就職などで新しい環境に変わる人が多い新年度は、特にストレスがたまりやすい時期ですね。そして、5月は新年度に入って、はじめての長期休暇がある月でもあります。休み明けに心身のバランスをくずして様々な症状がでることを総称して、「五月病」といいます。生活環境の大きな変化が原因といわれ、大人だけでなく子どもにもみられます。五月病にならないためには、ストレスがない生活が一番!ですが、なかなか難しいですよね。趣味を楽しんだり、生活リズムを整えて軽い運動でカラダを動かしたり、ゆっくりと湯舟に入って心身ともにリラックスさせて睡眠を改善するなど様々な解消方法がありますが、その中でも今回は「食」の力で解消する方法を一緒に学んでいきましょう。


「五月病」は医学的に正式な病名ではありません。連休が終わったころに、なんとなく体調が悪い、やる気が出ない、食欲が落ちる、眠れなくなるなどの症状があらわれることをいいます。もちろん気分が晴れないことは誰にでもありますが、そのまま放っておくと、うつ病や適応障害などに発展する場合もあるため、対処方法を先に知っておくことが大切です。



脳内の神経伝達物質のバランスがくずれることで起こるともいわれています。特に深く関わっているのが「セロトニン」です。「幸せホルモン」とも呼ばれており、睡眠や精神安定に密接にかかわり、神経を興奮(ノルアドレナリン)させたり、快感(ドーパミン)を増幅させたりするなどを制御して自律神経のバランスを整えてくれます。幸せホルモンが不足することで、眠れなくなったり、不安を感じ気分が落ち込むなどの症状がみられることがあります。


幸せホルモンは必須アミノ酸であるトリプトファンから作られます。必須アミノ酸は体内では作れないので食事から摂る必要があります。大豆製品や乳製品、赤身肉や魚などをすすんで摂りましょう。さらに、幸せホルモンを作るには、ビタミンB6が必要となります。ビタミンB6は、イモ類・玄米・レバー・かつお・バナナなどに多く含まれています。

特に大豆製品は、豆腐・高野豆腐・納豆・豆乳など種類も豊富で、毎日食べても飽きにくく、手軽に料理へ活用しやすいのでおすすめです。バナナは、トリプトファンとビタミンB6の両方が含まれていることでお手軽に幸せホルモンが実感できます。そのまま食べるのはもちろん、スムージーやスイーツにもおすすめです。甘味もあり柔らかいので、幅広い年代の方が食べやすい食材です。


五月病は誰でもなる可能性があります。ストレスを感じない生活はなかなか難しいですが、栄養バランスのとれた食事・適度な運動・休養の3つを心がけ、五月病に負けない身体を作りましょう!


ご質問ありがとうございます。たくさんの食材を毎日摂るのは大変ですよね。まずは、バナナを食べることから始めてみましょう。食材を組み合わせたおすすめアレンジは「バナナ豆腐スムージー」バナナ(1本)、絹ごし豆腐(50g)、牛乳または豆乳(170ml)、レモン果汁(お好みで)をミキサーなどで混ぜ合わせるだけの簡単メニューです!


フードコーディネーター監修レシピ


油揚げを、クルトンのようにカリカリにしてトッピング!

あじと油揚げの具沢山サラダ

魚の身をふっくらと揚げる方法を教えてもらっています。

ストレスで消費されるビタミンCを、ミニトマトや水菜でしっかり補給!

◆ 真あじ(3枚卸し) 1尾(2枚) (ビタミンB6
◆ 塩 小さじ1/2
◆ 薄力粉 大さじ1
◆ 油揚げ 1枚
◆ 揚げ油 適量
◆ レタス 3枚
◆ みず菜 1束(70g)
◆ ミニトマト 5個
◆ ズッキーニ 1/4本
◆ ごまドレッシング(市販) 60㎖

1.真あじに軽く塩をして5分ほど置いた後ペーパーでしっかりと水気をとり、4等分の食べやすい大きさに切る。塩をして水分と一緒に魚の臭みをとります。

2.油揚げは縦半分に切り、横にして1cm幅に切る。レタスは食べやすい大きさに手でちぎり、みず菜は3~4cmの長さに切る。ズッキーニは縦半分に切り、3mmほどにスライスし、ミニトマトは4等分に切る。

3.ミニトマト以外の野菜はボウルに入れ、水に浸す。野菜がパリッとしたら水を捨て、しっかりと水気を切る。長く水に浸していると栄養が抜けてしまうので10分ほどを目安に水気を切りましょう。

4.に薄力粉をまぶし、180℃の油で表面がきつね色になるまで揚げる。油揚げもカリッとなるまで1~2分ほど揚げる。バットに上げ、余分な油を切る。

5.野菜を器に盛り、とミニトマトを彩りよく盛り付けごまドレッシングを添える。お好みのドレッシングでどうぞ。


納豆は加熱しにおいを抑えて食べやすく!

納豆チーズそら豆丼

卵をふわふわに仕上げるコツを教えてもらっています。

卵やチーズもプラスしてトリプトファンがたっぷり。白米を玄米にするとビタミンB6も更に摂れます。

◆ 納豆 2パック
◆ そら豆 10粒
◆ 塩(茹で用) 小さじ1
◆ プロセスチーズ 30g(小さめにカットする)
◆ 卵 2個
◆ 牛乳 大さじ2
◆ しょうゆ 小さじ4
◆ サラダ油 大さじ4
◆ ごはん 300g
◆ バター 20g
◆ 黒こしょう お好みで

1.そら豆のうす皮に包丁の元で切り込みを入れる。塩が入ったお湯でそら豆を茹で、切り目が少し開いたらザルに上げ、水で冷やす。皮をむき、一粒を2個に分ける。そら豆の皮に少しだけ切り込みを入れてさっと茹でると皮がむきやすくなります。

2.納豆はパックの中で、付属のタレとよく混ぜる。

3.ボウルに卵を割り入れ、牛乳・しょうゆ・チーズを加えて混ぜる。更にを加えて軽く混ぜる。

4.温かいごはんにバターを加え溶かしながら混ぜる。お好みで黒こしょうも加え、味を調え器に盛る。

5.フライパンに油(大さじ2)を入れ、火をつけ中火にする。温まったらを加えフライパンの縁の卵液に火が入ってきたら全体を大きく混ぜながら半熟に仕上げる。そのままの上にのせる。もう1人分作る。少し多めの油を使うと、卵がふわふわに仕上がります。


大豆本来のクセが少ない調製豆乳を使って!

牛カルビと豆乳のコムタン風

炒りごまを風味豊かに盛りつける方法を教えてもらっています。

食欲を刺激する香味野菜をたっぷりと使って香り高い韓国風スープを召し上がれ。

◆ 牛焼肉用カルビ(バラ肉) 100g
◆ 塩 小さじ1
◆ しょうが 1片
◆ 長ねぎ(青い部分) 1本分
◆ にんにく 1片 (ビタミンB6
◆ 調製豆乳 200㎖
◆ 水 300㎖
◆ 鶏がらスープの素(顆粒) 小さじ2
◆ 砂糖 小さじ1
◆ 黒こしょう お好みで
◆ 小口ねぎ 適量
◆ 炒りごま(白) 適量

1.牛カルビ肉に塩をして下味を付ける。脂の少ない牛肉を使用するとさっぱりと、脂の多い牛肉を使用すると深いコクが味わえます。

2.長ねぎは斜め薄切りにスライスし、しょうがはスライスする。にんにくは包丁の腹の部分でつぶす。

3.鍋の水が沸騰したらを加える。出てきたアクをしっかりと取る。先に牛カルビ肉のみを茹でることで余分な脂をとることができます。

4.アクが取れたら・豆乳・鶏がらスープの素・砂糖を加え、弱火で10分ほど煮る。最後に黒こしょうで味を調える。豆乳は沸騰させると分離するので弱火で調理します。

5.器にを注ぎ、小口ねぎと炒りごまを飾る。


バイヤーの美味しい物語 FOOD’s Story

 

農家さんの技があるからできる房付きの完熟トマト

「コクがあり、甘くておいしいトマトをお客さまにお届したい」。その想いから、JA西三河ミニトマト部会のみなさんと共に開発したのが、「房付きコクあまミニトマト」です。通常はひと粒ごとに熟した実を収穫しますが、このトマトは房全体を完熟させ、房ごと収穫しています。じつはこれ、とても難しい技。時間をかけて熟させて、房全体が完熟したかを見極めるのは、経験を積んだ農家さんだからこそ成せる技です。房ごとパックにいれてお届けするので、新鮮な採れたての香りをご自宅で実感いただけます。


フルーツのような甘さの秘密は土壌にもあり!

愛知県の西三河は、もともと干拓地でトマト栽培に適した土地です。「房付きコクあまミニトマト」は、糖度のある「キャロル7」という品種にもこだわっていますが、それだけでは甘いトマトには育ちません。干拓地という、塩分とミネラルが豊富な地の利を最大限に活かし、毎日水分量を制限することで甘みたっぷりに育てています。果肉が柔らかく甘みとコク豊かな実は、食べる手が止まらなくなるとお客さまにもご好評いただいています。ぜひそのままの味をお楽しみください。

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なめらかに仕上げるコツを教えてもらっています。


 

鮮度にこだわる漁法「1艘曳き」で漁獲

しらすがおいしい季節です。しらすの味を決めるのは、なんといっても鮮度。格別のおいしさをお楽しみいただくため、獲ってすぐ釜あげした鮮度抜群のしらすをお届けします。おすすめするのは、おもに茨城県等でとれたしらすで、船一艘で網を曳く「1艘曳き」で漁獲しています。短時間で網を曳くため、透明なしらすが生きたまま上がります。その後素早く氷で締めるので、とれたてプリプリの食感が味わえます。


しっかり目利きし、上質なしらすだけを厳選

水揚げ後は、目利き人が目と舌で上質なしらすを見極め、競り落とします。東急ストアでは、ご飯とよく絡む少し小さめのしらすに限定しています。その後、市場から5分の加工場で塩のみで釜あげします。新鮮なしらすは、ふっくらと柔らかく、格別の風味。噛むたびに旨みが広がります。ぜひあつあつのご飯にたっぷりとのせて、しらす丼でお楽しみください。

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かき揚げが崩れにくくなる方法を教えてもらっています。


 

大阪泉州の契約農家が育てた旬の水なすを浅漬けに

毎年夏の間だけ楽しめる水なす漬は、この時期のお漬物のなかではキムチについで2番目に高い人気があります。水なすは大阪泉州の特産品。まるで果物のようにみずみずしく、生でも食べられる夏が旬の品種です。おすすめするのは、水なすを知り尽くす堺共同漬物の水なす漬。本場泉州の農家さんと契約し、よりよい水なすの栽培に共に力を注ぎながら、常に新鮮で上質な水なすを仕入れてお漬物にしています。


サクッとした食感と食べごたえにやみつき!

堺共同漬物の水なす漬は、あえて大きめにカットしています。それにより、水なすならではのサクッとした食感がより楽しめる、食べごたえのあるお漬物に仕上がっています。また新鮮な水なすを使っているので、みずみずしさも抜群。ほのかに甘味のある、さっぱりとしたお漬物をお楽しみいただけます。お好みでかつお節や生姜を添えるのもおすすめです。

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ピザ生地を上手に焼き上げる方法を教えてもらっています。


 

生姜の香りがますます豊かになったタレ

一年を通して人気の生姜焼弁当。もっと楽しんでいただきたいとの思いでブラッシュアップを重ね、5月1日よりリニューアルしました。まず変わったのがタレです。醤油ベースのタレですが、高知県産刻み生姜の割合を増やし、より生姜感をアップさせました。国産の玉ねぎとはちみつも加えているので、甘みの中にピリッとした辛味が感じられる、あとひくおいしさに。ごはんがすすむ、より濃い味わいになりました。


店内で焼き上げる豚肉は柔らかジューシー

豚ロース肉のポイントは塩麹。柔らかな仕上がりになるよう、豚肉を塩麹に漬け込んでいます。その後旨みを閉じ込めながら、店内で丁寧に焼き上げるので、柔らかジューシー。しっかり食べごたえもあり、男性の方にもおすすめできるお弁当になりました。ぜひガッツリいきたいランチに、ますます美味しくなった生姜焼弁当をお楽しみください。


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