いちまるきくよの「まいにち東急ストア!」


今月のTopic

今年も梅雨の季節がやってきました。この時期は、外出もおっくうになりおうち時間が増えますよね。そこで、今回は梅雨の時期に食べてほしいおすすめ食材&食べ方と、日本で昔から受け継がれてきた「漬ける」文化をご紹介していきます。


春が終わり、夏の時期に訪れる雨期のこと。5月下旬頃から7月上旬頃までに日本列島の西から東にかけて、梅雨前線がかかり、くもりや雨の日が長期間続くことを言います。雨が長く降り続けることで大気中の湿度が高くなり、食品の傷みも早くなったり、カビが付いたりするため、食品の保存には気をつけなければいけない季節です。


日本では古くから食材が傷みやすいこの時期に、「漬ける」ことや「干す」ことで食品を保存する技術が受け継がれてきました。特に酢酸や乳酸菌など微生物の働きを活かした発酵は保存期間だけでなく味や栄養価もアップさせるうれしい作用が多いことでも知られています。その中でもとくに「お酢」がおすすめです。酢酸による殺菌作用の他、さわやかな味や香りがアクセントとなり、食欲が湧かないときにも役立ちます。



梅雨時期には、気圧の変化や湿度による蒸し暑さでカラダの不調を感じることがあります。薬膳の考え方では、これらの不調は体に溜まった余計な湿気が主な原因と言われています。「湿気負け」とも言われるこの状態の時には、香りと味がアクセントになる香味野菜がおすすめです。唐辛子、しょうが、ねぎ、みょうが、大葉などの香味野菜を食事に取り入れてみるのもいいですよ。その他にも「湿気負け」を改善してくれる食材があるので上手に使ってカラダを整えましょう!


梅雨の時期を元気に過ごすためには毎日の食事が重要になってきます。この時期には、食欲不振・だるさ・むくみ・不眠などの体調不良が起こりやすくなりますが、食材の力を使って健やかなカラダを保つようにしましょう。


きゃべつやレタスなどは収穫後どんどん水分が抜けてしまいます。そこで、芯の部分に等間隔でつまようじを4か所刺してはみ出た部分ははさみで切ります。それをキッチンペーパーや新聞紙で包み、ポリ袋に入れて冷蔵保存すると、みずみずしさが長持ちしますよ!また、千切りにして甘酢漬けにすると食欲が落ちた時期でも食べやすいです。


フードコーディネーター×管理栄養士監修レシピ


鶏とアスパラガスの芳醇炒め

アスパラガスの硬い部分を簡単に取る方法を教えてもらっています。

元気なカラダ作りを手助けするアミノ酸やビタミン・ミネラルを豊富に含んだ黒酢やはちみつを使い、あっさり&コク深い味わいに。

◆ とり正肉(モモ肉) 1枚(250g)
◆ アスパラガス 4本
◆ 長なす 1本
◆ パプリカ(赤) 1/2個
◆ 片栗粉 大さじ1
◆ 塩 少々
◆ こしょう 少々
◆ ごま油 小さじ2

A
◆ 黒酢 大さじ2
◆ はちみつ 大さじ1
◆ みりん 大さじ1/2
◆ しょうゆ 大さじ1

1.長なす、パプリカは乱切りにする。アスパラガスは硬い部分を取り除き、4等分にする。とり肉は食べやすい大きさに切る。 A は別の器に混ぜ合わせておく。乱切りにすることで面がふえて早く火が通ります。

2.とり肉、塩、こしょうを袋に入れて軽くもみ下味をつける。片栗粉を加えてまぶす。袋を使うと均等に粉をまぶせます。

3.フライパンにごま油を中火で熱し、皮目からとり肉を焼く。パリッとしてきたら裏返してさらに焼く。アスパラガス、長なす、塩(少々)を加えて火が通るまで焼く。皮目から脂をしっかり出すことで食感がよく仕上がります。

4.火が通ったらパプリカ、 A を加えて絡めて、器に盛る。


中華風さっぱりサイコロステーキ

コクたっぷりに仕上げるステーキソースを教えてもらっています。

胃腸の働きを助ける香味野菜の風味も加わり、さわやかな香りが食欲をそそります!

◆ 黒毛和牛ステーキ用(サーロイン) 2枚
◆ みょうが 2本
◆ パクチー 4本
◆ 塩 少々
◆ こしょう 少々
◆ 豆板醤 小さじ1
◆ ごま油 大さじ1
◆ すりおろしにんにく 小さじ1/2

A
◆ りんご酢 大さじ3
◆ しょうゆ 大さじ2
◆ 砂糖 大さじ1
◆ みりん 大さじ1
◆ 酒 大さじ1

1.みょうがは千切りにする。パクチーは1cmほどに切る。ステーキ肉は食べやすい大きさのサイコロ状に切る。

2.ステーキ肉に塩、こしょうで下味をつける。下味をつけると食材そのものに味が入るため、その後の味が決まりやすくなります。

3.フライパンに豆板醤、すりおろしにんにく、ごま油を入れて弱火で香りをたたせる。強火にしてステーキ肉を焼き、器に盛る。表面全体に焼き色がつく程度でOK。予熱で火が通るため、しっかりと焼かなくて大丈夫です。

4.フライパンに A を入れてとろみが出るまで煮詰める。

5.器に盛ったステーキにをかける。みょうが、パクチーを添える。


いわしの柑橘南蛮漬け

いわしの身をくずさず上手に揚げる方法を教えてもらっています。

食物繊維を含む野菜も摂れるうれしい一品。柑橘も加えひと味違う南蛮漬けに。

◆ いわし(3枚おろし) 4尾分
◆ 玉ねぎ 1/4個
◆ にんじん 1/4本
◆ パプリカ(赤・黄) 各1/4個
◆ 塩 ふたつまみ
◆ 唐辛子(輪切り) 適量
◆ 薄力粉 大さじ1・1/2
◆ 油 フライパンに3mmほど
◆ 甘夏(またはお好みの柑橘類) 1/2個

A
◆ だし 1/2カップ
◆ 米酢 50㎖
◆ 砂糖 大さじ1・1/2
◆ しょうゆ 大さじ1・1/2

1.玉ねぎは薄切りにする。にんじん、パプリカはそれぞれ5mmほどの細切りにする。甘夏は皮をむき、5mmの半月切りにする。耐熱容器に A を合わせ、600Wで1分半加熱する。切った野菜を入れて味を含ませておく。たれが熱いうちに野菜を入れることで、味がしみ込みしんなりと食べやすくなります。

2.いわしは塩をふり、水分を出す。ペーパーで拭きとり、薄力粉をまぶす。カリッとするまで揚げ焼きする。油をよく切ってバットに並べる。をかけて漬け込む。いわしが熱いうちに液をかけて漬けることで、より味が馴染みます。

3.甘夏、唐辛子をちらし、ピッタリとラップをする。冷蔵庫で2~3時間置いて、味を馴染ませる。

4.器に盛る。


バイヤーの美味しい物語 FOOD’s Story

 

緑鮮やかな青豆ながら茶豆のような濃い甘み

これからの季節に欠かせないえだ豆が、旬となりました。今年のいちおしは、三浦半島で育つはねっ娘えだ豆です。味が濃く人気のえだ豆といえば茶豆ですが、はねっ娘えだ豆は、まるで茶豆のような濃い甘み、旨み、香りが楽しめ、さらにはえだ豆らしい鮮やかな緑も楽しめる品種です。東急ストアでは20年近く販売をおこない、多くのお客さまからご支持をいただいています。


美味しいえだ豆を届けるため手間を惜しまず人の手で

育てているのは、3戸の農家からなる「三浦はねっ娘会」。美味しさを一番に考え、すべての工程を人の手でおこなっています。例えばさやを摘み採る際は、鮮度が長持ちするようあえて枝を少し残します。手間はかかりますが、それひとつで美味しさが変わります。さらに収穫後はすぐ冷やしこみ、お店に届くまで低温を保って採れたての美味しさを守っています。えだ豆は鮮度が命。ぜひ購入いただいたその日のうちに調理して、美味しいうちにお召し上がりください。

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えだ豆を茹でずに作る方法を教えてもらっています。


 

味わえるのは6月末頃まで!鮮度抜群の無凍結

ベビー蒸しほたては通常冷凍し解凍したものを販売していますが、旬の時期となる4月~6月末頃までは、漁獲後一度も冷凍していない無凍結のほたてを販売しています。水揚げ後すぐに蒸し上げるので、抜群の鮮度。冷凍していないので、甘みとみずみずしさが全然ちがいます。名産地、青森県の陸奥湾より入荷します。
※漁獲状況によっては、販売時期が変わる場合があります。
※天候等の事情により、入荷のない場合はご了承ください。


甘みがギュッと詰まった陸奥湾のベビーほたて

完全に成長しきる前に漁獲するベビーほたては、卵などに栄養をとられない分、強い甘みが楽しめます。青森県の陸奥湾は、ほたての身に砂が入りにくいカゴを使った育成方法に取り組んでいるため、身を丸ごといただくベビーほたての水揚げが盛んです。八甲田山系の豊かなミネラルが流れ込む、ほたてにとって最適な湾としても有名です。今が旬のおいしさをぜひお楽しみください。

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ごはんをふんわり仕上げる方法を教えてもらっています。


 

高知県産生姜の味と食感が決め手

蒸し暑い季節になりました。食欲が減退しがちなこの時期に、ぜひおすすめしたいのが「うまくて生姜ねぇ‼」です。高知県産の生姜を特製醤油に漬け込んだ万能調味料。たっぷり使った生姜のピリッとした香りと辛味が、暑い季節でも食欲をそそります。生姜はさまざまな方法でカットしたものを混ぜているので、ザクザクの食感が楽しめ、ついついお箸がすすみます。


そのままでも料理でも色々な使い方で楽しめる

生姜の風味を存分に味わうなら、ごはんやうどん、冷ややっこなどにそのままのせて。辛いのが苦手な方やお子さまには生姜焼きや野菜炒めなど料理の調味料として使うのもおすすめです。食卓にひとつあれば、大活躍することまちがいなし。また同じシリーズの「辛くて生姜ねぇ!!」や「いぶり生姜っこ」もご用意しています。お好みに合わせてお楽しみください。

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とり肉を柔らかく仕上げるコツを教えてもらっています。


 

ジューシーに店内揚げ人気の唐揚

これまでは月に1、2度ほどの期間限定販売だった「生姜香る!若鶏もも唐揚」が、このたびレギュラー品になりました。店内で揚げる柔らかジューシーな唐揚を、いつでも食べたいときにお楽しみいただけます。もちろん美味しさにも自信アリ。ぜひこの機会にお試しください!


ほんのり生姜が香るあっさりとした塩味

味付けには、国産の生姜と淡路島の藻塩を使用。しょうゆやみりんを使った調味液に漬け込むことでお肉を柔らかくしつつ、塩味を立たせてあっさりと仕上げました。旨みを逃さず店内で揚げ、鶏肉の味わいがしっかり楽しめる唐揚に。大きなサイズのもも肉を使っているので、食べ応えも抜群です。そのままはもちろん、あっさり味なのでサラダにトッピングするなどアレンジもおすすめです。



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